Volta Ciclista Valencia全ステージで日本チームが爪痕を残せたこのレースでは、自信の成長も感じることができ、とても楽しいレースでした!
最終日。
13kmちょいを9周の122km。
ほぼ平坦のコース。
ミーティングで、このコースは逃げ切りは殆どなく、集団スプリントになることが多いから、逃げにチャレンジする選手はして、最後スプリントになるなら玲か篤志のスプリントの助けをすると言うことでまとまる。
並ぶのが遅く、スタートは後ろの方からになってしまった。CAJA RURALの選手達が前に集まり何かしてきそうな雰囲気を感じて、パレードの走行で一気に前に上がり、構える。
本スタートが切られた直後から猛烈なスピードアップがある。
やっぱり。スタート直後ということもあり、ペースアップに耐えられない選手が降ってくる。それをかわしながら位置を上げて先頭付近で走る。風が強く、場所によってはかなりの横風。前で走る方が断然有利。半周を過ぎた頃に後ろを確認すると、集団はぱっくり割れて自分、篤志、横山、石上、歩を含んだ40名程の集団が先行する。
集団は逃げを行かせないようなハイペースで進み、距離を消化していく。後ろとのタイム差は1分半。
4周目。以前逃げは発生しない。
この周はスプリントポイントがある。
歩がジャージを持っているので、サポートしないとと思い、スプリントポイントが近づくにつれて、歩を後ろにつけて位置を上げていく。
ゴール1km手前くらいにロータリーがあり、そこをどの位置で抜けられるかが重要。
そこはほば先頭でクリア。
コーナーは後2つ。
もう一仕事と思い、次の右コーナーの先で手伝おうと思ったのですが、、コーナーを攻めすぎて落車( -д-)( -д-)
擦過傷と打撲傷。自転車は大丈夫そう。
ほぼ先頭で転けたので、遅れる事なく復帰。
体をはったアシストにより、歩は先頭で通過笑笑
その後、集団が追い付いてきた。
風が強かったということもあり、レースは完全に集団有利。
パラパラっと一瞬何人か先行することはありましたが、直ぐに吸収。
これは集団スプリントだ。
僕らの役割は、玲を良い位置までつれていくこと。
残り5km。
位置取り争いが激化。
玲と枚数が必要だなと話をしていたら、自然と集まってきた。
雨澤さんと、自分と、横山で先頭付近を位置取る。
残り3.5km。
雨澤さんが先頭へできって踏む。
その後ろに自分、横山、篤志、玲と続く。
残り3km。
雨澤さんが離脱して、自分が踏む。
まだ先頭。これは行けるとこまで踏み続けないと!ロータリーまでもてっっ!!
と思いながら踏むも、他チームの列車に被され始める。
埋まったらヤバいと思い入れ、ここで離脱。
横山、任した。と念じてグッバイ。
ギリギリロータリーまでは足りなかった。
後は後ろの方からゴール。
玲は2位!
あの場では最善を尽くせたんじゃないかな?
そして4日間のステージレース、Volta Ciclista Valencia終了~!!
今回のレースでは、日本チームの存在をかなり残せたと思います。
去年の自分は、ここまでしっかり走れませんでしたし、チームとしても去年は雨澤さんがなんとか総合で3位という結果でステージでの入賞はありませんでした。
今回の戦績は、
第1ステージ、だいゆー優勝、篤志2位、歩スプリント賞。
第2ステージ、雨澤さん山岳賞。
第3ステージ、篤志2位。
第4ステージ、玲2位
総合、雨澤さん山岳賞、歩スプリント賞。
各ステージで日本チームが何かを残しています。
去年の自分はチームとして動けばできる事がありましたが、自分の結果に繋げる事ができず、また逃げに挑戦しても乗ることができませんでした。
しかし、今年はレースを前よりしっかり読めるようになり、逃げに乗り、勝利するところまで行けました。カンタブリアから合わせて、7ステージで1回の表彰台なのでまだまだのんですが。
でも、去年と比べて成長が目に見えると嬉しいですね。
そして、スタッフの皆様、応援してくださった皆様、ありがとうございました。
もっと強くなれるように頑張ります💪💪
とりあえず、次のレースまでほんの少し空くので、ちょいとリラックスしてまた頑張ります(^-^)ゝ゛