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『Volta Ciclista Valencia st1』(勝利)2017/09/08

UD

ヨーロッパで走り始めて始めての勝利が叶い、めちゃめちゃ嬉しかったレースです!!
BSで走ったグアドループでのレースの数倍嬉しくて気持ちのいいレースでした!!
とにかく最高なレースだった!!

今日は結果から。

ステージ優勝しました!!

今回はちゃんと勝ちましたよ👍👍

14名の逃げきりで、ラスト2kmの若干登っている所からアタックしてそのままゴール!

ゴールの瞬間はめちゃくちゃ気持ち良かったです😂😂

昨日の長距離移動から一夜明け、早速今日からレーススタート。
Volta Ciclista Valencia。
通称、バレンシア。

去年もこのレースは走りましたが、個人的にはそんなにいい走りができなかったレース。

バレンシア初日の今日はコースが変わり、始めて走るコース。
20km移動して、40kmの周回を3周の143km、アップダウン。
コースプロフィールを見る限り得意なコースのはず。

そして今回の目標も逃げに乗り表彰台。

様子を見ながらしっかり逃げに乗っていこうと気合いを入れてスタート。

アタック合戦が始まる。
ハイペースが続いていて、決まりそうな雰囲気でもなかったのでとりあえず集団前方で様子をみながら走る。
しばらく出たり入ったりがあり、集団が緩んだ時にアタック!誰かついてくるかと思いきや、誰も来ない。。おっふ。一人か~。後130kmあるよ~笑。そのまま行けるはずもないけど、ここまで離れてるのに足を止めて戻るのも何か違うので、後ろからの追走が合流してくれるのに期待しながら踏み続ける。早く誰か来て。と願いながら走っていると、集団が近づいているのが見える。追走合戦をしているようだ。一旦止まったと思った集団はペースを上げて僕を吸収。そしてまたアタック合戦が始まる。いけそうかな?と感じたのだけに反応する。それがしばらく続き、その内の一つ、数人でまぁまぁ距離が離れた逃げが先行した。その追走に乗りましたが、前に選手を送っているチームが多数乗っていてローテーションが回らない。なので、単独でアタックしてブリッジを試みる。めっちゃ踏む。あと少し…!!あと少し…!!なのに、、あと少しが届かないっっ!!かなり足を消耗して追い付きそうで追い付かない位置で苦しんでいると集団が来た。( -д-)しかも若干登っている。ヤバいヤバい。ヤバいぞ。千切れそう。焦りながら何とか集団の中腹程で耐える。何とか山を越え、自分が集団の中で苦しんでいる間に、雨澤さんを含んだかなり大きめの逃げが先行する。あっっ。ヤバい。あっと言うまに見えなくなり、決まった雰囲気。これは今日は終わったな。と切り替えてお休みモードになっていました。ステージレースでは、逃げが決まってしまった場合などでは、次の日に備えてしっかり休むという切り替えも大事になってくる。なのでなるべく楽に走ろうと、集団の中腹から前で走るようにする。しばらくすると、前に選手を送れていないチームが引きだし、ペースが上がる。結構キツイ。でも捕まらないだろうと思っていたら前が見えてきた。結局捕まりそう。捕まった後に備えて、前に上がり足を貯める。
捕まった。そしてまたアタック合戦が始まる。残り60kmくらい。前で走っていると、歩が「次のスプリントポイント狙って行きます」と言ってきた。一回目を一位通過したらしい。なら、できればアシストしようと歩の側で走る。すると、前で割れる形で多数先行。前には篤志がいる。今日はまぁまぁ風が強いせいで、割れて逃げができたりなど、変な逃げができたりしていた。何名かがアタックして前に飛び付き、その流れで自分と歩も前に合流。30人程の大きめの逃げができた。歩はスプリントポイントへ向けて位置を上げる。自分は埋もれてしまい手助けができなそう。でも、一位で通過したのが見えたので、とりあえずグッジョブ!とだけ伝えた。
残り40km。
後ろを見ると集団は微妙に離れている。自分はどうしても逃げきりたかったので、自らの足をかなり消耗しながら前を引く。人数が多いせいもあり、引かない選手が続出。このまま捕まるくらいならと、もう一踏み。自分の他にも逃げたい選手はいたようで、登りでペースアップがある。ゴソッと減る。20人弱くらいか?篤志もいる。これで、ローテーションが回るだろうと思いきや、回らない。何故!?!?腹をたてながら、再び自らの足をかなり消耗しながら、パスする選手の分まで引く。後ろに集団が見えてきた。これは駄目だ。と思いアタック。一人で踏んでいると、一人追い付いてきて二人で回す。その後、また二人追い付いてきて四人で回す。後からきた二人がカチ上げするからキツイ。しかしここは耐えどころ。何とか耐えていると後ろからパラパラと追い付いて来て20人弱の逃げになる。後から追い付いてきたメンバーに篤志もいる。心強い。人数が多いから回らないか?と思いきや良い感じで回り、ハイペースを維持。タイム差はちょっとずつ開いていき、残り20kmで50秒。微妙~。だけど、ワンチャン行ける!!皆もそう思ったのか、たまにパスする選手がいるものの、良い感じローテーションは回る。気がつくと、人数は少し減り14名に。
残り10km。
最後にみたタイム差は45秒。少し縮まっていた。
残り5km。
タイム差は分からない。後ろわみた感じだと逃げきれる!!ここでアタックして抜け出そうかと考えましたが、町に入る所から若干登り気味だったのを思い出す。周回コースで良かった~笑
残り2km。
町に入り、少し登り始める。ペースが緩む。僕の位置は、アタックのタイミングを伺っていたから前の方。逃げには篤志もいる。
今しかない!
アタック!!
ここからは、町中を少しくねくねと走る。後ろを確認する。離れてる。
よし!
踏み続けて、最後の右コーナー。
そして直線。
緩~く登っている。
後ろを確認。
行ける!
踏む。
500m。
200m。
100m。
うぃーーー!!

うぃーーー!!
最近は勝負に絡めるとこにいて、大事な所で外してしまっていたのでめちゃくちゃ嬉しいです!!!
自分で言うのもなんですが、今回は誇れるレースができたと自負しています。最後は自分から逃げを作れましたし、自分から足を使ってでも決めにかかれたので良かったです。途中、雨澤さんが乗った大きめの逃げが行った時には諦めかけましたが。笑
BSで走った、ツールドグアドループでの経験が生きました!👍👍

なんか沢山ジャージ貰いました笑笑
総合と、アンダーと、ゴールポイント?

明日はこれ着て走りま~す☝
ナショナルチームとしては、総合を守るよりステージを狙うという方針です。なので、僕も守るというより、引き続き攻撃していきます。
あと3ステージ、また表彰台に乗れるように頑張ります!!

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daiyud
2014-2015 Nasu Blasen 2016-2017 EQADS Latter half 2017 Bridgeston Cycling 2018-2019 KINAN Cycling Team

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