レース

『Tour de OKINAWA 2022 ~最終戦!!~』

こんにちは、だいゆーですよ。UDでもあります。

シーズン最終戦です!
地元、沖縄でのレースです〜!
なんとしても勝ちたいレースで、感覚は上々。
チームのコンディションも上々なので最終戦、しっかり狙っていきたいです。

【夜が明けるきる前にスタート】

Contents

作戦

前回の山口のレースから調子が良いらしい元喜さんが作戦の軸。

今回の出走メンバーも考慮して考えて、最後の羽地ダムの登りで先頭の集団で登れるような展開を考える。
マークするのは、チーム右京相模原のプラデス選手。頭一つ強い印象。

自分は、その手前で逃げきりを目指して抜け出したい。
捕まるにしても他チームのアシスト選手を削れるし、自分の脚質的にもそれがあっている。

レース

天気 雨のち晴れ
距離 200km
出走メンバー 畑中、元喜、花田、小出、UD

ツールド沖縄はスタートが6時45分とかなり早いので、消化を考えてセオリー通りにレース3時間前に食事を摂ろうとすると3時30分とかに起きなければいけない。
UDは3時50分に起きて朝食。
まだ日も登っていない早朝、なんなら自分の中では深夜くらいな感覚なこの時間だが、この時間にレースの準備をし始めることに懐かしさも感じる。

というのも、コロナ禍で3年ぶりの開催というのもあるがその前の年にあったツールド沖縄では椎間板ヘルニアの治療に専念したので出場を見送った。
なので4年ぶりのツールド沖縄だ。

感覚は良く、しっかり準備できたと思う。

で、肝心のレースは、、、
雨。めっちゃ雨。
誰かが晴れって言ってたのに。
雨のツールド沖縄を走るのは初めてかな?

雨の沖縄の路面はかなり滑るので注意が必要。

この時期でも沖縄は暖かいのが救い。

少々?早いパレード走行の後、リアルスタート。

流れをみて反応していく。
今回は、レースを支配できるようなチームが無く、大きめの逃げが行った場合はコントロールができずに逃げきれる可能性がかなり高いと感じていた。
とはいえ、200kmと言う長丁場。後半まで力は貯めたい。
そこのさじ加減が難しいところ。

集団を牽引できる力があるチームがのっている逃げと、多めの人数が先行した場合等、後手だけは踏まないことを意識して逃げに反応していく。

前半は、UD、花田、小出をメインに捌いていく。

そんな中、宇都宮ブリッツェンの選手の1人逃げが決まる。
後追いでレバンテ富士静岡の選手が1人で先行して、2名の逃げが先行して事でレースは一旦小休止。

どこのチームも力は使いたくなく、集団を牽引するチームは現れず一気にペースが下がる。

ここからしばらくサイクリングタイム。

チーム内でこれからどうするか作戦会議。

チーム内でこれからどうするか作戦会議。
逃げの人数が少ないこともあり、先ずは様子を見ることにする。

そのままダラダラと展開が進む。

1回目のKOMの普久川ダムを坦々と超えて、辺戸岬へ向けてのアップダウンと2回目のKOMまでの間をブリヂストンがぬるっと集団を引き始める。

そこでこの後どうするかの方針を固める。
予想外にゆっくりなレースになった事で、チームとしてはスプリンターが残ったりすることを恐れた。
元喜さんが今良い感じで登れてるとはいえ、このまま緩い展開のまま最後、羽地の登りまで行った場合に一発が強いスプリンター系の選手達が付いてくる可能性があると思った。

なので、少し早いかなと思うタイミングでジワジワと攻撃を開始。
2回目のKOMの登りでジャブ的にペースアップを始める。
麓ではブリヂストンがペースを作る。
そこから小出を使ってペースを上げ始める。
途中まで頑張ってくれたが、調子はあまり良くないみたいで、思っていたよりペースが上がらない。
ここでペースが落ちて、せっかく攻撃を開始したのに集団が一つになって休めてしまっては勿体ないと思い、自分が牽引する。

超絶早いわけではないが、遅くはないようなペースを作る。
この後が長いのでこの登りが終わったあとに遅れないように。
→この登り、タイム的には全然早くないんだろうな~て後でストラバで確認したらまぁ悪くはないタイムだったので自分自身の成長を感じました笑笑

そこから本格的にレースがスタートした感じがする。

KOMが終わってから次のアップダウン区間に入ってからチーム右京相模原が少し牽引をはじめる。
「キナンも1人出してくれないですか?」と聞かれ、確かにせっかく上げたペースを緩めて他チームを休ませてしまうのも勿体ない。
誰かカードを切りたいなと思うも、小出は集団から遅れてしまっているので4人。

なので畑中さんと相談して、牽引に加わって貰うことにする。

そのまましばらくハイペースを維持したまま前を追う。
この時点で先頭は1人吸収して、残りは1人。
タイム差は5分ほど。

しばらくすると小出が帰ってきた。
で、最後の力を振り絞って牽引に加わってくれた!
仕事人。

更にそこからしばらくいったところで、チーム右京相模原の武山選手がアタック。
それに反応。
ここから本格的に最終局面が始まった。
UDとしてはどこかのタイミングで抜け出したかったのでこの流れにのって抜け出しを図る。

しばらくドンパチやった後、アタックしようと考えていたタイミングでレバンテ富士静岡のエンクタイヴァン選手がアタック。それに反応。
一瞬二人で抜け出した後、宇都宮ブリッツェンの小野寺選手が合流。
集団は止まっている。残り30KM。
これは決まる!!
更にワンテンポ置いて、チーム右京相模原から吉岡選手が合流。

面子的には逃げきりができる。

ここは出し惜しむこと無くローテーションに加わる。
足の感覚も良い。

エンクタイヴァン選手が遅れる。
でもまだ大丈夫。

ここで吉岡選手が付き位置になる。
しかしこのタイミングでそれは、、、

小野寺選手、吉岡選手と比べるとスプリント力が劣るUDとしてはここで彼に付き位置になられるのは最悪。
それを嫌って吉岡選手の後ろに回るも、中切れを起こされて小野寺選手が先行。
このまま車間を切って単独で小野寺選手を追いかける。
が、追いかけはじめたタイミングが若干悪かったのと、そのタイミングで小野寺選手も逃げきりを狙って踏み始めたのか?と言うくらい差が詰まらなくなった。

タイム差10秒程で追いかけっこをしてしまい、結局残り15KMほどのとことで集団に捕まる。

こうなっては、このまま小野寺選手を逃がすわけにはいかないので、集団の牽引をしていたチーム右京相模原に加わりローテーション。
羽地ダムの入り口辺りで先頭を吸収。
そこまでかなり足を使ったこともあり、最後の登りは勝負できず、終了。

結果的にチームとしては完全に作戦通りな展開で最終局面へもっていけた。

しかし個人的には、かなり悔しい思いと、後悔が残るレースとなった。

最後は元喜さんが奮闘してくれて2位!

地元で個人的には結果を残せなかったが、所属するチームが表彰台を獲得してくれたので良かった。

感想

最後の逃げは完全に判断ミスでやらかしました。

小野寺選手と一緒にローテーションを回せていれば、UD目線でもっと面白い展開にできたと思います。。

レース後彼と話しましたが、お互いにミスをしたなって。

自分が言うのもなんですが、玲はワンテンポ自分を待っても良かったのではないかなと。
で、UDは吉岡さんを連れてでもしっかりローテーションを回すか、追い付けないならもっと早くにブリッジをかけるべきだったなと。

少なくとも、一緒に逃げていればキナンがローテーションに加わる事はなかったので逃げきりの可能性は格段に上がっていたと思います。

まだまだ経験と足が足りていないと感じました。

また来年リベンジするので引き続き応援よろしくお願い致します!!

なにはともあれ、2022シーズンはこれにて終了!!!!!!!!!!

全力で羽を伸ばします。笑

まずは、一緒に逃げた彼と宮古島で遊んできます。

ではではまた!

ABOUT ME
daiyud
2014-2015 Nasu Blasen 2016-2017 EQADS Latter half 2017 Bridgeston Cycling 2018-2019 KINAN Cycling Team

POSTED COMMENT

  1. UDのファン5年生 より:

    キャプテンUD、ツール・ド・沖縄お疲れさまです。
    残り30Kでの逃げ、残念! ( ´^`° )
    オノ○ライダー!∑(๑º口º๑) チョットマテヨッ!(笑

    今シーズン、ほんまにお疲れさまでした。
    オフ楽しんでください。
    オフのブログ、楽しみにしてます。

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