レース

『New Zealand Cycle Classic st 1.2』

こんばんは、だいゆーですよ。UDでもあります。

何だかんだ今年一発目の更新になってしまいました。

そんなUDは現在ニュージーランドへ来ています!!
3年ぶりです。

やっとこれまで通りの選手としての生活が戻って来たような感じがします。

更に、今回はいつものキナンからは大きく変わったメンバーでの参戦。
半分が新加入の選手なので、新しいチームメイトとのレースはとても楽しみ。

それでですが、久しぶりに参戦したニュージーランドでのレースを2ステージを終えた感想ですが、かなり苦戦しています。

久しぶりの長距離移動(最終目的地に着くまで3日)+パンク+落車によるストップ+メカトラ…
この遠征で自転車ロードレースの過酷な部分を全て受けています。。

Contents

第一ステージ

距離 158.1kmだったが、悪天候のため短縮。136km.
天気 大雨&強風
メンバー トマ・元喜・ライアン・ドリュー・孫崎・UD

このコースは3年前にも走っているが、ゴール前が地味に登っている。
集団スプリントになれば孫崎でやってみるが、オーストラリア選手権でもかなり好走をしたドリューが集団先頭でゴールできることが好ましい。

で、いざレースとなると、自分は移動疲れを上手く抜くことができず体の動きが渋い。
更に、雨で視界最悪+風。
色々総合的みたときに自分史上トップ3には入る悪条件。
スタート時点ではレースは158km。

それでも元喜さんが先頭でかなり頑張ってくれている。
キツいがなんとか先頭へ上がり、自分も少し逃げの対応をする。
雨で風もあり、所々土砂が道へ流れて来ていて道のコンディションはかなり悪いが、レースのスピードはかなり速い。
なので休みどころも少なくずーとキツい。

レースも30kmを過ぎたあたりでトラブル。
そこは土砂が流れてきている区間で、集団であちこちから「パシューン!パシューン!」と聞こえてくる。
まさか狙撃か?!と思っていると、UDも後輪を狙撃された。
かなりの大人数がパンクしたので、集団はカオス&チームカーも上がってこれない。
自分がパンクしたのはパンク多発区間でも後半だったこと、後はトマさんが自分より先にパンクしていた事もありなかなか救援が来ない。

でやっとこさチームカーの合流できたと思った時にはあんなに沢山いた選手はほぼいなくなっており、集団まで復帰するにはかなり長い旅路になることを悟る。
で、なんとか、なんとかチームカーの隊列を駆使して集団に戻れたと思ったタイミングで、登り。
ここまで相当力を使ってしまったので、キツく、ドロップ。
が、そこまで長い登りではなかったことが幸いして、再びチームカーの隊列を駆使してなんとか、なんとか、なんとか、集団に復帰。息を整えたいところ。

ががが、、、、落車に巻き込まれる。

完全にストップこそしなかったものの、集団はかなり先へ行ってしまった。
一緒に止まった選手と集団合流を目指すも、本当にしんどい。
着いているだけでも虫の息なのに、先頭交代を求められるので地獄の苦しみ。

で本当にやっと集団復帰。

ここではやっと一息着けるほど休めたが、既に足はパンパン。
この時に元喜さんからレースが短縮されたことを教えて貰った。

その後は何回はヒヤッとする場面はあるものの、もう自分でどうにかできる力は残っていなかったので、すまん、、と思いながら他人任せでどうにか走る。

そんなこんなしているうちに、ライアンが数名で抜け出している。
かなり勢いも良く逃げきりがありそう。

追い付くこと無くそのままゴール前まで進む。
今後のために孫崎とスプリントの連携をしたかったが、足が痙攣しかけたのと、純粋に最後の丘を集団で越えられるだけのパワーが残っていなくて、少し遅れてゴール。

ライアンが2位!

第二ステージ

距離 127.3km
天気 曇り&たまに少し小雨
メンバー 昨日と同じ

3年前このコースでは鬼の集団牽引をした、スーパーバッドイメージあるステージ。

そのイメージがあるから、逃げをかなり警戒。
あんなに全快で集団牽引するなら逃げたい。

てことで、昨日の疲労もあるので体がどれ程動くかは分からないが、5名以上の逃げには積極的に入って行きたいところ。

蓋を開けてみると、昨日ステージ優勝をして、リーダージャージも獲得したBlack Spokeがごりごりのコントロールをするような動き。
それを警戒してからか、はたまた昨日の疲労を引きずっているのかは分からないが各チームアタックの動きが悪い。
キナンとしては集団スプリントになるなら、第三ステージの山岳もあるしそっちのほうがいいので、無理に動くことはしない。

そんな中数名が先行して完全にブラックスポークのコントロールが入る。

途中、山岳賞狙いでRush Vello-Ridleyがコントロールを変わりペースアップをするも、基本的には集団はブラックスポークの支配下にある。

ペースはかなり速いので、地味にキツい状態が続くも比較的坦々と最後の周回へ突入。
最後は、7.1kmの周回を9周。

かなり速いペースで集団コントロール。
更に横風も強いので、集中力も必要でかなり精神力を削られる。
そんなハイペースな中、逃げはかなり粘る。3名。

捕まったのはラスト3周。

自分は孫崎のスプリントに備えた動きを考える。
が、速い段階で位置取りを始めると消耗してしまう+埋もれてしまうので、最終局面までは焦らず集団後方で待機。

で、ラスト周回。
緩く登る横風区間でトマさんに一気にあげて貰い集団先頭へ、孫崎も後ろに着けている。
かなりいい感じで位置取りができている。

ゴールまでカウントダウンが始まったところで、自分等がいた右のラインとは反対の左のラインが延びる。ヤバイか?と思うも、孫崎が臨機応変にライン変更で乗り換えている。その後ろに着き、最終コーナー曲がってからが勝負だと、身構えていた所で謎のメカトラ。。。。。

アウターが使えなくなり、インナー縛り。
50KMは出るようなハイペースな中インナーでは全く勝負にならず、集団にも着いていけずに諦めて流してゴール。

孫崎は4位!

最後の最後まで連携できていればもしかしたら表彰台があったかもと思うとかなり悔しい。

感想

この二日間かなり良くない流れが付きまとっています。

幸先のいいスタートを切りたいと思って望んだレースなだけに悔しい気持ちが沢山あります。

が、レースは続いていて、くよくよ引きずっていても仕方がないので切り替えて明日以降のレースで何かを残せるよなレースをしていきたいです。

ではではまた。

ABOUT ME
daiyud
2014-2015 Nasu Blasen 2016-2017 EQADS Latter half 2017 Bridgeston Cycling 2018-2019 KINAN Cycling Team

POSTED COMMENT

  1. UDのファン5年生 より:

    キャプテンUD、ニュージーランド第1、第2ステージお疲れさまです。
    前回(3年前?)はUD、体調不良だったかと。
    シーズン初っ端、ケガなどなく走り切ってほしいです。いろいろとトラブルのようですが(笑
    キナン、いい感じですね。期待してます!

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