レース

『New Zealand Cycle Classic stage4 2020』

こんばんは、だいゆーですよ。UDでもあります。

今日は今大会最長の178km。そして山岳ステージ。
写真の通り、ドカン、ドカン、ドカン、ズドーンなコース。
最後のズドーンは同じように見えて、違う登りで、勾配も距離も最後の方が長め。
1回目と2回目に頂上でKOMがあり、3回目はなくて、最後のゴールでまたKOM。

「Photo:Syunsuke FUKUMITSU」

昨日の疲労がどれ程残っているかが心配でしたが、朝起きたときの感覚と、スタート前に流した感覚では悪くなかったので、しっかり先頭で勝負する身構えで挑みました。
とはいえ、 昨日は初日から総合を狙うと言っていたマサキの為に頑張ったので、 先ずはマサキのアシストとチームが昨日のような最悪な後手の状態に陥らないように立ち回るのが最優先事項でした。

「Photo:Syunsuke FUKUMITSU」

レポート

距離 パレード6km+レース178km
天気 降ったり止んだり

「Photo:Syunsuke FUKUMITSU」

パレードの時点で回りの選手のピリピリ感が伝わってきた。
皆かなりやる気みたいだ。

「Photo:Syunsuke FUKUMITSU」
「Photo:Syunsuke FUKUMITSU」

リアルスタート。直後のヒロシさんのファーストアタックを機に今日のレースは開幕。
昨日みたいな事態に陥らないように、大きいチームが入っている逃げは絶対に外さないように立ち回る。
大きいチームは、現在リーダージャージを持っている「Team BridgeLane」「Black Spoke Pro Cycling Academy」「Team Sapura Cycling」基本的にはこの3つのチームは絶対にマーク。プラスで「St George Continental Cycling Team」「Oliver’s Real Food Racing」の二つ。
チームがかなり上手く機能していたので、危険な臭いのする逃げにはしっかり乗れている。
でも少し動きずらい。逃げずらい??
昨日あからさまに、「僕達総合狙ってます!!」的な動きをしてしまったからかチェックされてる気がする。

「Photo:Syunsuke FUKUMITSU」
「Photo:Syunsuke FUKUMITSU」

上記に上げたチームが乗っていない逃げができ、この逃げにジョインしようと動くもブラックスポーク、ブリッジレーンにチェックされる。数回やりましたが、数回とも。
純粋に昨日の疲れでアタックの掛りが悪く反応しやすかったのもあるとは思いますが、その後ヒロシさんが単独アタックしてくれたので様子を見ると、少し離れた後にやはり追いかけられる。
う~ん、動きずらいな。本当に強い奴はそれでも行くんですけどね。

今回は距離が長くてうろ覚えなんですが、確か1回目のKOMの後に主要所の入っていない逃げができたはず。
その後の丘で一人抜け出し、6人逃げかな?この一人単独ブリッジをした選手がブリッジレーンの選手。吸収されるだろうと思いきやそのまま行ってしまった。
ネタバラシすると、この選手だけ逃げ切りで、後続に53秒差をつけて勝ちました。
めっちゃ強いやん,,,

逃げが行ってからもしばらくはアタック合戦があり、なかじーさんが積極的に動いてくれたので少し足を貯めながら様子を見て反応する事ができました。

しばらく激しい出入りがありましたが、セントジョージの選手が単独で抜け出したのを機に集団ストップ。

かなりハイスピードで推移していた集団ですが、一気にかなり低速になる。20kmくらいまで落ちたんじゃないかな??
登りでカチ上がりしそうで怖かったですが,,,
実際は、ブラックスポークとブリッジレーンのコントロールが入り、かなり良いペースに変化しました。
リーダーが自ら集団の牽引をしていました。スプリンターなので、山岳に強い選手に託す為でしょう。
このレポートを書いていてふと疑問に思ったのが、ブリッジレーンは逃げているのに何故集団を牽いていたんだろう??と。
リザルトをみると、2位の選手もブリッジレーン。恐らく、この選手が本命の、いわゆるエースで、逃げている選手はどちらかというとアシストの選手。
リーダーチームで集団を牽引しているとなると、逃げではローテーションに加わらずにひたすら付き位置で足を貯められる。
でそこから発射して勝利、集団では、本来のエースがしっかり任務達成でトップ。
敵チームながら、完璧なレースですね、、、

「Photo:Syunsuke FUKUMITSU」
「Photo:Syunsuke FUKUMITSU」

さて、僕達はコントロール下にある集団で距離を消化。
脚はかなりいい感じ。
3回目の登りを終え、最終局面。
再びアタック合戦。僕も抜け出しを試みてアタックしていく。
うまくいかずに吸収される。最後の登りに入る前は動かずに集団で回復。

そして最後の登りへ。

いい位置で登りに突入。
これはいい感じかも!!と思って踏んでいるとズンズンと重くなっていく。
勾配が上がり、ペースも上がったところでついていこうとするも、一気に足にダメージをくらってしまい、遅れる。
疲労は蓄積されていみたい。やはりガッツリ登りではごまかしが効かずに直でダメージに変換さてたからかな。

そのまま坦々と踏んでゴール。

(「Photo:Syunsuke FUKUMITSU」ゴール)

トマさんが4位。流石!!
マサキは健闘するも、振るわず16位。
2クラスなので、総合では10位までがポイントを貰えるが厳しい。

感想

昨日あれだけ踏んで、今日ここまで動けたのはかなり良かったです。
しかし、最後の登りをもっと頑張れれば戦略がもっともっと広がる。
頑張ります。

ゴール地点に来ると聞いていたバスが来ていなくて、自走でホテルへ帰ることに。
その距離30km弱。
レース後にそれはなかなかキツイんじゃぁぁぁ(;´Д`)

結果、今日の走行距離は211kmでした。
200km超えは久しぶりかも。

明日は10km×12周の120km平坦!!
最終日、頑張ります!!

参考までに、去年のレース「New Zealand Cycle Classic 2019 st5

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daiyud
2014-2015 Nasu Blasen 2016-2017 EQADS Latter half 2017 Bridgeston Cycling 2018-2019 KINAN Cycling Team

POSTED COMMENT

  1. UDのファン2年生 より:

    クイーンステージ+自走30キロ、お疲れさまですww
    KINANは昨日のダメージがあったようですね( ̄口 ̄||)
    ブリッジレーンのコントロールの話、なるほど!ですww
    だと、3rdステージは本当はどこがコントールすべきだったのでしょうか?KINAN?
    あと1ステージ、KINAN初戦いい感じなので怪我なくFINISHしてくださいねww

    • daiyud より:

      あれだけ踏むと流石にダメージが残りますね~(;´Д`)
      コントロールはどこがしなければいけないというのはないですが、集団を落ち着かせるためにはやはりリーダーチームのブリッジレーンですかね。
      その次に二位のチームのブラックスポークや、総合を狙っているチームですね。僕らも引かなければいけない候補にはいたと思いますが、この時点では僕らは総合圏外でもありましたし、他に行かせたくないチームもあったと思うので僕らではなかったです。
      アタック合戦が続いても良い、逃げとのタイム差がもっと広がってもいいという感じだったらブリッジレーンは引かなかったでしょうが、今回はそうではなかったみたいですね!

  2. K5Y より:

    ニュージーランド・サイクル・クラシック第4ステージ、お疲れ様でしたー!!!。

    先にインスタストーリーズで脚の調子は結構マシかも?!みたいなコメントを拝見していたので、良かった~と安堵いたしておりましたですが、やはりなかなかに厳しかった御様子…。

    と言いますか、今日のステージの大変さも伝わりつつも、でも、最初の久々のジト目カメラ目線で爆笑してしまったので、後の真面目なレース解説部分も「僕達総合狙ってます!!」の箇所で爆笑してしまい、最後のバスが来なくて30kmも自走したの部分でたまらず吹き出してしまいました笑笑笑。
    いや、選手の皆さんはたまったものではなかったと思いますが!!!笑笑。
    ということで、今回のレースレポは大変なのは重々承知しているのですが、爆笑せずにはいられませんでした笑。
    ホントにお疲れ様でしたー!!。

    そして泣いても笑っても今日が最後のステージ!!。
    悔いの無いレースとなりますことを願っております!!頑張ってくださああぁぁい!!!。
    Fight~~~!!! \(*´∀`*)/ \(*´∀`*)/ \(*´∀`*)/

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