レース

『三菱地所JCLプロロードレースツアー2022 キナン古座川ロードレース』

こんばんは、だいゆーですよ。UDでもあります。

今回利用するコースは初めて!
試走しましたが、登りがかなりキツく下りがなかなかデンジャーなコース。
登り下り以外は道幅も広く、アップダウンもあり良さそうなコースですが、肝心な登り下りのセクションがパンチが効きすぎる程に効いています。

40kmちょいの周回を3周するダイナミックなコースですが、下手したら一周目の段階で相当な人数が振い落されると予想。

僕自身のコンディションは、全日本後の絶望からかなり復帰している感覚をしっかり掴めていて、いよいよ本格的に始動するシーズン後半戦の始まりという位置づけで、ここで感覚が良ければいいイメージで後半戦へ突入できるので頑張りたいところ。

Contents

作戦

感覚が良くなってきているとはいえ、このコースで登りが得意な選手にペースを上げられたらかなりきつい。

本来、クライマー系の選手より登坂力が劣っている選手は登りに入るまでに逃げたりしてアドバンテージを得た状態で登りに入り、できるだけ頂上に近い位置まで逃げることがセオリーです。

しかし今回は登りに入るまでが登り基調のアップダウンで、登り入り口までの距離が比較的短め。
更に、登り自体ががかなりスリッピーで普通に登っていても滑る事、下りが危険な事を踏まえると登りのペースがかなり上がる事が予測できました。
なので登りに入るまでに脚を削ってしまって、登りの序盤、又は中腹までにペースが上がった集団に吸収された場合に着いていくのはかなりきつい状態になると思ったので、まず一回目の登りに関しては先頭にしっかりついていく事が目標。

チームとしてはマサキ、マルちゃんを軸にレースを考える。
特に今回は最近飛び抜けて強いマサキ。

2周目以降になるべく人数を集団に残していられるように動き、そこから波状攻撃やその他作戦を集団に話し合うという方向でまとまる。

レース

距離 41.6km×3lap 124.8km
天気 晴れ
メンバー トマ・マルコス・ゲンキ・マサキ・小出・UD

前夜に降った大雨がコースにどういう影響を与えているかが心配だが、当日はいい天気。

レーススタートしばらくかなりゆっくりな集団。
登りを警戒しているのか動きはほとんど見られない。

その後2名が選考を開始。

しかし集団はタイム差が広がる事を許さず、タイム差が広がる事なく登りへ突入。

で、チーム右京相模原の攻撃。
トレインを組んでのペースアップ。

ちょっと予想外。
一周目は、ペースが遅いということは無いにしても、一気に上がり切るとも思っていなかった。

入り口からかなり一気にペースが上がり、一瞬で集団は形を保てなくなる。

ツアーオブジャパンで総合1,2位を獲得した、ネイサン選手とダイボール選手のペースアップに対応できたのはキナンからはマサキだけ。

ジワジワと差を離される。

なんとかオールアウトしないギリギリで登りきり、レースが始まって早々に追いかける展開になってしまった。

とはいえ、僕ら以上に追いかけなければいけないチームがあったので僕は無理に力を使わずに追走集団で走る。
というのも、この大きめな集団が追いついても良いのか、駄目なのか少し判断が難しかったからだ。

先頭でマサキは孤軍奮闘してくれているが、集団にはマトリックスの選手達、宇都宮ブリッツェンの増田選手等がいたからだ。

力を貯めながら追いつけたらそれはそれで良いが、集団のローテーションに加わわる必要は無いと判断。

しばらくすると、更に遅れていた選手達も追いついてきて少し大きめな集団になった。

そのまま2周目の登坂区間に突入。

ここは、増田選手を筆頭にペースが上がり、JCL初参戦のキナンのマルちゃんもペースアップに加わりかなり早いペースで登りを走る。
UDはこのペースアップにも耐えられず遅れてしいまい、結局追走集団で走ることになってしまった。
結果的にこのペースアップで前で走っていた選手は前に合流できている。

ここはリスクを取って、オールアウトしてでもこのメンバーについていく動きをするべきだったと反省。

かなりギリギリの状態で走っていたのは間違い無いが、オールアウトするまで走ったかと言われると、その後の事を考えてしまいそれはできなかったからだ。

ここからは、今回のエース二人を前に送り込んだのでUDとしてはできることがなくそのまま坦々とゴールまで走りレースを終えた。

前ではマサキがかなり数的不利な中善戦してくれて、3位。

感想

個人的には感覚はやはりかなり良くなってきています。

登りでは想像よりは登れていたかな?とはいえまだまだなところにいます。
箸にも棒にもかからなかった状態からは抜け出せたと思いますが、後半戦かなり連戦になるので毎レースしっかり集中して走って行きます!!

後は、最近は特にマサキの走りに頼り切りになってしまっていてその状態はかなり良くないとも思っているのでなんとか改善していきたいです。

→レース後にスタートゴール地点の目の前古座川でアイシングがてらプカプカしたのがとても気持ちよかったです!!!!!

次のレースは明後日から始まるTour de HOKKAIDO!!!

ひっさしぶりのラインレースで、とても楽しみです。

北海道の大地を駆け抜けてきます。

ではではまた。

ABOUT ME
daiyud
2014-2015 Nasu Blasen 2016-2017 EQADS Latter half 2017 Bridgeston Cycling 2018-2019 KINAN Cycling Team

POSTED COMMENT

  1. UDのファン5年生 より:

    キャプテンUD、古座川ロードお疲れさまです。
    下りが滑りやすく危険とのことだったので何事もなくて良かったです。
    先頭集団にマサキ選手、マルコス選手、追走集団にUDがいてキナンとしてはいい展開だったのかなと思いますが、先頭集団に行くか考えるあたり調子良さそうww
    次は北海道ですね。駆け抜けちゃってください!

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