過去のレース

『Tour de GUADELOUPE 5st(UCIレースでの初表彰台!)』2017/08/03

UD

過去の軌跡を掘り起こすに当たって、記事を読み返しているのですが、この年は成長した年だったな~と思います。
まぁまぁサバイバルで、我ながら面白いレポートになってるんじゃないかな?

第5ステージ。143.3km

今日は先ずは結果から。

2位。入賞できました!!

目標としていた、UCIポイントも獲得➰✨

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ツール・ド・グアドループも折り返し地点!

コースレイアウトは、前半アップダウン→中盤平坦→後半アップダウンという感じです。

レース前のミーティングで、今日は大逃げができる最後のステージと言われました。
なので逃げに乗り、勝ちを狙っていく。
スタート後、直ぐにアップダウンが始まる。
ここの区間はとても速くて、めちゃくちゃキツくて、集団中腹から前にはいましたが、それより前には上がれませんでした。
アタック合戦は見えるが反応できない。
しばらくすると、昨日も逃げていたダミアンを含む逃げが決まる。
リーダーチームのコントロールが入って、少し落ち着く。この頃には僕も前に上がれていたので追走へ行こうかと思いましたが、ダミアンが逃げているのに、余計な選手も連れて行ってしまう可能性があったので、とりあえず次の展開を待つ。
すると、トレインの右側から1人アタック。僕はトレイン左側にいたのと、足がキツかったのもあり躊躇ってしまいました。これが最終便でした。

ここからはしばらくリーダーチームのコントロールでレースは進む。
登りで抜け出しを謀る選手もいましたが回収される。
50km地点程に現れた結構な坂でペースアップがある。僕は前の方にいたのと、ヤバそうな雰囲気を感じたので早々に戦闘モードに入り、登りをクリア。思った通り集団が割れてかなり小さくなっていました。
そのままの勢いで下りを進む。と、ここでトラブル発生。。チェーンが落ちた。。
フロントだったらすぐ直りますが、リヤで、トップの外に落ちてしまったので止まるしかありませんでした。。
ガチャガチャやって、直りましたが集団は遥か彼方( -д-) しかも向かい風。。
しばらく踏みましたが、全然進まないので踏むのを止めてチームカーを待つことにする。
しばらく経ってもこない…あれ??前に行ってたか!?とかなり焦りましたが、その後来てくれました笑
ペーサーでなんとか集団復帰。

集団に戻った時には逃げの集団が見える位置まで迫っていました。
これは捕まる。
捕まった後が勝負だと思いました。
しばらくすると、前に合流しようとアタック合戦が始まる。
集団は活性化して、逃げを吸収。でもダミアンがいない。
まだ逃げているらしい。
確認後、再びアタック合戦。
幾度も打ち合いがあり、面手さんを含む追走が行く。6人くらいかな?行くやつだ。と感じました。
その後、追走の追走アタックがかかり、ついて行きそれが緩んだ時にアタックした選手がいたのでそれにつき、2人で前を追う。よし!後ろは来てない!!
前に追い付くまでは全開で踏み、なんとか追い付く。
めちゃくちゃ美味しい展開。
逃げは8人ほど。この中にアンカーは面手さんと僕で2人。しかもダミアンが単独で逃げている。
監督からの指示で足を貯めろと。
前回の逃げでは、自ら足を使って大事な場面で遅れてしまったので、今回はそうならないように心掛けました。
僕らが引かないと、ローテーションが上手く回らず止まったりする。
なので、流れにのって前に出ますがなるべく省エネを心掛ける。
この回らないローテで、変な中切れがおきて2人の先行を許してしまう。。やらかした。

その後、僕らもローテーションに加わり前を追う。前の2人がダミアンをキャッチ。ダミアンは僕らを待ってくれているようでローテに加わらないで走っている。しばらくすると、僕らも前に合流。9人の逃げにアンカー3人。INTEJAが2人乗せていましたがこっちの方が有利。
このまま、なるべく休みながらレースは進む。
残り30km。
タイム差を見ると少しずつ縮まって1分。
ヤバい、追い付かれるか??ダミアンに調子を聞いたら良いと言うので、捕まるよりかは思い切り引いてやろう思い、逃げのペースアップをする。この時引いているのは僕ともう1人の選手だけ。まぁ、2人いるし大丈夫だろうと、無視して踏む。すると、タイム差が少し広がった。このまま行けば逃げきれはするだろう。

しばらくすると、ダミアンが「調子はどう?」と聞いてきたので、「まぁまぁ、そんなに悪くない」と言うと、ダミアンが俺の為に集団を引いてくれると言った。「足を溜めてて」と。
すると凄い勢いで引き始めた。面手さんもローテに加わってくれていた。ここからは全力で足を溜めさせてもらう。
監督にも、「勝負所でしっかり勝負できるように。」と言われていたので、リラックスして溜めさせてもらう。
ここまでしてもらったら勝たなきゃ。
ダミアンに引いて貰って、不甲斐ない結果じゃ終われない。今までにないくらい集中モードに入りました。勝つために。

ラスト10km。
ダミアンは離脱。ありがとう!!!

ここからアップダウンが始まる。勝負が決まる。
足は溜めさせて貰ったので、絶対に遅れない、絶対に逃げさせない。と言い聞かせ、最終局面へ。
アタックがかかり始める。
反応する。
何度か繰り返し、ラスト5kmの標示。
とても長く感じました。
再び登りでアタックがかかる。全力でついて行き、頂上で緩んだ隙に自らアタック!
下りは全力で踏む。よし!離れた!
しばらくすると、1人追い付いて来た。
2人で回す。

残り3km。

長い。

2km。

ここの登りでアタック。スプリントに自信がないので引き離そうとしましたが、離れない。

1km。

スプリントだ。

一緒に逃げていた選手が先行したまま残り500m。

400m。

300m。

250m。

ここで僕が先にスプリント開始。

とにかく踏む。

150m。少し失速。

100m。まくられ始める。

50m。合わせようとしたが、かわされる。。

ゴール。

半車身程の差を着けて負けてしまいました。。

とてつもない悔しさが降りかかる。

スプリントの自信の無さから焦ってしまいました。

後ろは面手さんがトップでゴールで3位。

勝ちは目の前のだったのに!!!

ダミアンは良い結果と言ってくれましたが、やはり勝ちで報いたかったです。

しかし今回、勝つ負けるの所で勝負できて入賞できたのはとても良い経験になりました。

レース後、監督に、後ろに面手さんがいるからもっと有利に進められたと言われました。
それに、スプリントに自信がないのも、相手もスプリントが苦手な選手ということもあるから自信を持って挑めとも言われました。

今回は焦って、勝ち急いで、負けてしまったので次!次はそれらを踏まえて勝負していきます。

残り5ステージ。

また逃げにチャレンジして、次は真ん中に立てるようにレースを進めたいと思います!

それにしてもまだ半分か笑笑

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daiyud
2014-2015 Nasu Blasen 2016-2017 EQADS Latter half 2017 Bridgeston Cycling 2018-2019 KINAN Cycling Team

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