レース

『New Zealand Cycle Classic stage3 2020』

こんばんは、だいゆーですよ。UDでもあります。

「Photo:Syunsuke FUKUMITSU」レース前、写真撮っていい?いいよ!

さて、今日のレース。盛大なやらかしをしてしまった一日。
何とか本当に何とか修正はできましたが、かなり消耗をしてしまいました。
原因は頭の片隅「気の緩み」があったからですね。

「Photo:Syunsuke FUKUMITSU」出走サイン

レポート

距離 パレード6km+127km
天気 朝、雨、その後晴れ

今日もスタート時は雨。もう毎日降ってる!!
でも昨日よりは気温が高く、パレード中に震えることはなさそう笑
とはいえ、レッグウォーマーを履いていこうか迷いました。結果履いていきませんでしたが、すぐに暖かくなったので正解でしたね。

「Photo:Syunsuke FUKUMITSU」

今日のレースは昨日と同じKOMを通るも、そこもそんなにキツくないので基本的には平坦基調。
60kmちょい走って、最後は7kmの周回を9周。
昨日までの感じを見ていると普通にスプリントになりそう。
一応、大きい逃げには気を付けるが、ミーティングでもスプリントになることが前提で話が進んだ。
僕はゴール前の練習も兼ねて、さばくのが上手ななかじーさんと動く。
このステージはできるだけ休んで、明日の山岳ステージで狙う。

リアルスタート後、例によってアタック合戦。
しかし昨日までと同じで、かなりハイスピードな中のアタック合戦で各チーム入れ替わり立ち代わりで動いている。
でも決まらない。
やはり、大きい逃げは繋がる感じ。

そして6名くらいの逃げが先行。
有力所は乗っていなくて、ぎり反応できる位置にいれなかったのもあり見送ってしまった。無理すれば行けなくは無かったですが、頭の片隅にスプリントになるから,,,と思っている自分がいた。

「Photo:Syunsuke FUKUMITSU」危険な逃げグループ

そして集団は蓋をされて今日は終わりモード。
このまま行ければ何の問題もありませんでしたが、、
New Zealandナショナルチームがトイレアタックか?と思わせるようなふざけた感じでアタック。
これにリーダーチーム(昨日でリーダーチームは変わり、今日はブリッジレーン)含む有力どころが反応して危険な逃げが先行。
この時は完全に塞がれてしまっていて全く動けない。
この逃げは一気に加速。離れる。
やばい!!となかじーさんがアタックしてくれますが、上手くいかずに吸収。
その後ブリッジを試みてアタック。正直、単独ではかなり厳しい。
けどこれは行かなければ行けない。しばらくして昨日までのリーダーチームのブラックスポークの選手が単独で追いついてきて、心強い!と思いましたが、一回ローテーションを回して戻ってしまう、、なぜ!?
このチームも前に選手を送り込めていたみたい。

「Photo:Syunsuke FUKUMITSU」

その後、僕も吸収される。。

集団が緩む、このタイミングで緩むのはかなり危険。と思っていると、なかじーさんがペースが落ちないように集団を牽引してくれている。
この後、KOMの登りがある。
多分、そこで抜け出しがあると思い、なかじーさんにはもう少しお願いします!と念を送り、待つ。
そしてやはりKOMでペースアップがあった。
今回のレースでもかなり戦力があると思われるサプラが攻撃をしてくる。
このチームも逃げ遅れたみたい。
頂上付近で千切れかけるも何とかクリア。集団はかなり伸びきっているものの、下りで繋がりそう。
繋がって平坦になるところでアタックがかかる。反応。捕まる。
集団は止まる。
誰かついて来い!!と思いつつアタック。
しかし、来ない。
単独追走になり、集団とはかなり離れるも、逃げもかなり離れている…
これは、、無理だ、、、
このまま頑張っても無駄足になると思い、集団へ帰る。

「Photo:Syunsuke FUKUMITSU」補給所、マッサー森川さん

さて、ヤバいぞ。
タイム差は2分30秒。
謎アタックで活性化させて危険な逃げを許してしまったNew Zealandナショナルチームも何故か引いているし。
しばらくしてトマさんから指示が。
「2名出して引くぞ」
ヒロシさんと自分がでる。

「Photo:Syunsuke FUKUMITSU」

今回のニュージーランドではそれぞれが課題をもって挑んでいますが、マサキが総合狙い。
なので、明日のクイーンステージにタイム差がある状態で挑むのはかなり厳しい。
有力どころが逃げていることもあり、下手したら5分、10分と開いてしまうのでステージ狙いのヒロシさんと僕が引くことに。
ゲンキさんは昨日の逃げで消耗している。
なかじーさんはワンチャン、スプリント。

そして集団の牽引開始。
New Zealandナショナルチーム2名、キナン2名、ブリッジレーン1名の5名で先頭を引く。
ゴールまで80kmくらい。長いな,,,
結構しんどいペースで牽引するもタイム差は2分30秒から縮まらない。

そしてここでトラブル発生。
大きめの石を踏んでしまい前輪パンク。。結構乱雑に転がっていたので他にもパンクしている人がいるみたい。
スピーディーに交換を完了して、集団復帰を目指す。
集団は逃げを追っていることからかなりハイペース。
しかし、周回に入る手前でチームカーの隊列を使い集団までは戻れました。
が、しかし。集団は一列棒状。キナンは集団牽引をしているので最前列にいる。
遠いよぉぉぉ(;´Д`)

ジワジワと上がるとしんどいので一気に踏んで戻る。(*´Д`)ハァハァ

トマさんが代わりにローテーションに加わってくれていたので交代。
戻ってきたときにはブリッジレーンの選手は後退していた。リーダーチームだが前に選手を送れているから辞めたみたい。
タイム差は3分。これ、無理じゃね??正直そう思ってました。だってこっちも50km前後出てるんですよ?

「Photo:Syunsuke FUKUMITSU」

しばらくかなりキツイ状態のローテーションをしていると、ここに来てサプラが一気に前に上がってきてくれた。
ペースが一気に上がる。場所によっては60km超でローテーション。
かなり良いペースで引いてくれると思ったら流石にちょっと垂れてきた。
でもこのペースなら!!とタイム差を確認すると、そんなに縮まっていない。。
するとサプラの選手から高速ローテにしようと提案。これまでは先頭がペースが落ちないようにギリギリまで引く。て感じだったが、逃げてる時のように先頭出た瞬間に代わるローテに変更。確かにこっちの方がスピードが乗る。

ここからはただひたすらにペダルを回しました。

サプラも一人残しでほぼフル出動で我々もマサキ一人残しのほぼフル出動でのローテーション。
サプラが出し惜しみせずに人員を出してくれたから、僕らも本気でローテーションに加われました。
すると、段々とタイム差が縮まっていいき、前からもパラパラと降ってくる。
そして射程圏内に。でも見えてからが結構長かった。
もう終わりかけの足を何とか回し、やっと吸収。

「Photo:Syunsuke FUKUMITSU」フル出動

最後はスプリントどころでは無く、全力で足を回復させながら集団ゴール。

感想

スプリントになると思って各逃げを見送ってしまってました。
明日に備えて少し足を貯めたいと思ったのもありますね。結果、余計にというか、むしろそのせいでかなりの消耗をしてしまうことに、、、
何とか捕まえられたから良かったですが、内容はかなりひどいですね。

「Photo:Syunsuke FUKUMITSU」レース後。疲れた,,,

今回のレースはかなり勉強になりました!
さて、明日はこれまでひたすら足を温存しているマサキが頑張るみたいです!
どんなレースになるのかな。

とりあえず回復していることを願って就寝します。

参考までに、去年の第4ステージ「New Zealand Cycle Classic 2019 st4

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daiyud
2014-2015 Nasu Blasen 2016-2017 EQADS Latter half 2017 Bridgeston Cycling 2018-2019 KINAN Cycling Team

POSTED COMMENT

  1. なっつん より:

    危なかったですね!
    協調でうまく回せるシーンはブログを読んでいて、少し感動し、ドキドキしました〜。

  2. K5Y より:

    ニュージーランド・サイクル・クラシック第3ステージ、ホントにお疲れ様でした!!!。
    他の選手の方々のブログも拝見しましたが、ヤバイヤバイヤバイ!!!という感じがヒシヒシと伝わって来ました。
    無事に逃げを吸収出来てまさき選手の総合順位を守れて本当に良かったですね。
    そしてこの経験もまたいつか『あー、あの時は思惑と違って後から大変だったから、今回もちょっと要注意だな…』みたいな糧となりそうで良かったです。
    先ずは何よりもゆっくりお休みくださって明日の山岳系?ステージ、頑張ってくださああぁぁい!!!。
    Fightーーー!!!

    • daiyud より:

      ありがとうございます!!
      本当にヤバかったですね笑
      しかしこれぞ、「ロードレース!!」て感じでした。
      なかなか疲れましたが、残りも頑張ります!!

  3. UDのファン2年生 より:

    3rdステージ、お疲れさまです。
    大変な1日でしたね。
    去年のレースレポートと比べると全然タフになってますね。
    みなさんは大変でしょうが、UDの逃げ&ブリッジ、キナントレイン、コントロール、ファンとしてはたまらんです。
    みなさんの苦労は我々のご馳走ですww(。`∀´。)b

    • daiyud より:

      ありがとうございます。
      心身ともに大変な一日でした笑
      昨年のレポートも読んで頂きありがとうございますm(__)m
      データ的にも感覚的にも、やはりかなりいい感じです。
      残りも頑張りますね!!

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