レース

『New Zealand Cycle Classic 完 2020』

こんばんは、だいゆーですよ。UDでもあります。

朝起きて気づく。足がカオス。
レース前に少し流しに行ってほぐれたものの、辛いレースになる事は予測できました。

結論から言うと、実際にかなり、かなーり我慢なレースでした,,,

(「Photo:Syunsuke FUKUMITSU」レース前の情報共有)

レポート

距離 10km×12周 120km
天気 降ったり止んだり

(「Photo:Syunsuke FUKUMITSU」なにか?)

今日は逃げる!
もし駄目だった場合にはなかじーさんのスプリントに切り替える。

一瞬のパレードを終えリアルスタート後、ちょろちょろと動きがあった後に、マークしていたサプラの選手がアタック。反応。

!?!?!?!?

脚が,,,これ誰の脚??てレベルで一瞬でパンパンに。
ヤバい。ギリギリついていくも延びきった集団に吸収。そしてその直後また同じ選手がアタック。
全く反応できない。それどころではない。
開始数キロで足が止まって大失速。
ただ直ぐにこれはヤバいと気づけたから、完全に終わる前に足を止めたので何とか集団中腹で耐える。
先頭ではヒロシさんが逃げに乗ってくれた。

「Photo:Syunsuke FUKUMITSU」

まだ始まったばかりの段階で地獄の始まりだ。
先ずはパンパンになった足の回復に専念。
しかし、横風が強く、一列棒状で道の端に貼り付けにされているせいでなかなか回復しない。
集団が少し緩むタイミングで少しずつ回復して前に上がる。
なんとかどうにかなるレベルまで回復して前に上がれた所で逃げからヒロシさんが降ってきた。
逃げめっちゃ速いみたい。

自分はもう虫の息。
追走や、他チームのアクションにはただ反応するのみ。

「Photo:Syunsuke FUKUMITSU」

逃げは自分がマークしていたサプラの選手の一人逃げ?
それで1分も集団と差をつけている。めちゃめちゃ強い。
こっちは集団で走っているだけで限界ギリギリなのに、、、

キツすぎて回りの動きがしっかり見えてはいなかったが、集団が落ち着かないのはリーダーチームのブリッジレーンと2位のブラックスポークの攻撃のやりあいのせいっぽい。

ギリギリのラインで耐えながらレースを消化。

そんな感じで集会を重ねて、残り3周で逃げを吸収。
アタックがかかるも、流石に皆も疲れているのか、ペースは上がりきっていない。
そのおかげで何とか集団についていけている。

そして残り一周。

ない脚を振り絞って最後のお仕事。
なかじーさんと前に上がる。
集団のかなりいい位置に位置取る。
しばらくしてトマさんも出てきてくれて合流。
その後、ゲンキさん、ヒロシさん、マサキが合流してキナントレインの完成。
残り5kmくらいで他チームに被せられる前にトマさんが先頭に出て牽引開始。
そして失速する前にゲンキさんに交代。でまた他チームに被せられそうになった所でヒロシさんに交代。しかしまだ距離がある。でも俺が出るしかないか??と思っていると、なかじーさんから「セントジョージ!!」と声がかかる。
2名セントジョージの選手が上がってくる。そこに無理やりハマる。
最終コーナーへ向けてかなり殺伐としている。セントジョージ、一人離脱。
最終コーナー手前、先頭のセントジョージ選手が離脱する直前にアイサンの選手が2名インから上がってきた。
曲がりながらその後ろに付くも、、、加速がかなりキツイ、、!!
残り800m切る。
これは、、駄目だ、、このまま切れるよりもと思い、最後の力で少し加速してかわる。

やってしまった。なかじーさんに足がない事は伝えていたが、過去にないレベルで完璧な形のシチュエーションだったと思う。
そこで、最後の本当に必要な場面で切れてしまった…
そのせでなかじーさんは最後詰まって10位。

うぉぉぉぉ(;´Д`)

(「Photo:Syunsuke FUKUMITSU」もう何も残ってません。。。)

感想

今日が最初から最後まで足がなかったです。
スプリントに関してはめちゃめちゃ悔いの残る、後味の悪い感じになってしまいましたが、ようやくあの形をできるくらい技術がつけられてきたかなと思います。
結果は悪かったですが、内容は確実に次に繋がるものでした。

今回のステージを通しては、やはり第3ステージでのやらかしが結局最後まで足を引っ張りましたね。
たらればですが、あのステージで誰かが逃げに乗れていればこんなに消耗した状態で最終日に突入する事はなかったでしょう。
自分が乗っていれば総合を狙う事が出来たかもしれないし。

(「Photo:Syunsuke FUKUMITSU」去年も応援してくださったニュージーランド在住の日本人の方!!応援ありがとうございました!!)

しかし初戦のこのレベルのレースでここまでしっかり動けたのも良かったですし、それによって得た収穫もとても多いので、個人的には悪くはない5日間だったと思います。

次はしっかり結果を残せるように頑張ります!!🚲

ABOUT ME
daiyud
2014-2015 Nasu Blasen 2016-2017 EQADS Latter half 2017 Bridgeston Cycling 2018-2019 KINAN Cycling Team

POSTED COMMENT

  1. UDのファン2年生 より:

    5thステージ、お疲れさまでした。
    初戦をみなさん無事に完走されて良かったです。
    大変なステージでしたねww
    そんな中、キナントレインの完成、見たかった!

    コメントの回答ありがとうございます。
    今回のステージレースを通して逃げと集団の関係みたいなのがちょっとわかって面白かったです。

    • daiyud より:

      ありがとうございます!
      キナントレインはいずれお見せできる機会はあると思います!

      またレースについて質問等あればなんでもどうぞ!!

  2. K5Y より:

    シーズン初戦のニュージーランド・サイクル・クラシック、お疲れ様でした!!!。
    他の選手のブログも拝見しましたが、最後まで落ち着く事なく延々と100kmも続くアタック合戦に戦々恐々となりつつも、キナントレイン形成がバッチリはまるなど、次に繋がっていく成果も着々と出来つつあるようで何よりです!!!。
    集団スプリントとなる時でも、トレインを形成したくとも位置が悪かったり、或いは集団内で思うように移動出来なかったりと、色々と難しそうな感想もままお見かけしますものね。
    シーズン初戦、本当にお疲れ様でした!!!。
    これからの今シーズンもご活躍される場面を楽しみにお待ちしておりまーす。
    Fight〜〜〜 ٩(^‿^)۶ ╰(*´︶`*)╯ ٩( ᐛ )و

    • daiyud より:

      ありがとうございました!
      精度は着々と上がっているので、今シーズンで更に磨いて行きたいです!
      これからどんどんレースが入ってくるのでまた頑張ります!

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