レース

『JCL第四戦 広島トヨタ広島クリテリウム』

こんにちは、だいゆーですよ。UDでもあります。

※Photo: Yosuke SUGA

前日のロードレースの良い流れを引き継ぎたいところですが、正直な話をするとキナンはガッツリなスプリンターを抱えていないのでクリテリウムはかなり苦手。
そんな中、スプリンターチームの牙城をどう崩すかと、どう自分達の展開に持っていくかが大事になってきます。

今回のクリテリウムでは数パターン作戦を持っていましたが、一番チームとして狙いたい作戦が、最終盤での奇襲攻撃。
そこでトマさん、元喜さん、大喜の三人を発射してTTをして貰う。
捕まれば、なかじーさん、畑中さん、UDの三人でスプリント。

今回スプリント関しては、僕がジャージを持っているということもあって、いつもみたいに僕がリードアウトしてなかじーさんを発射してアシストして力を使い果たすというより、なかじーさん、畑中さんにはもがいて貰いますが、僕はそれを利用して僕自信が勝てるようにスプリントをするつもりでした。

これまでのレースとは違い、僕自信がスプリントで勝負に絡めるようにというスプリントはあまりしたことがないので緊張してました。

レポート

距離 1.7km×3O周 51km
天気 晴れ

前日のロードレースとは打って変わっての天気で、快晴。
天候にも展開が左右されるのがロードレース。
この暑さがレースにどう影響を及ぼすのかも考えて、先ずは自分がこの暑さでやられないようにしっかり水分補給!!

【オノデライダー!チームメイトだったり、敵だったり。今は敵チームだけれどこうやって各賞のジャージを着て最前列に並ぶのはなんか良い。
今回彼はロードでもクリテリウムでも不運に見回れてしまったのが悔しいな。】

1周のパレードの後、リアルスタート。
UDは、大きい逃げが行くようなら入っていくが、それ以外ではなるべく貯めの走りを意識する。

アタックが散発するも、基本的には傍観。

しかし、一時トマさん含む数名が先行。
ヤバイかもと思っていたら大喜がブリッジして前に合流してくれるも、以前ヤバイかも状態。
もしかしたらこのまま行かれてしまうかもと思い、ブリッジアタック。
追い付ければかなり良いし、集団が繋がるならそれはそれで良い。

結果、追い付いたあと直ぐに集団が合流。

その後しばらく出たり入ったりがあった後に、3名の逃げが先行して一旦アタック合戦は終了。

そこからはしばらく静観モードでなるべく足を使わないことを意識して走る!!
逃げとの差が許容できないと感じたら流石に動くことになると思うも、主にブリッツェンとスパークル大分の強力な集団コントロールのお陰で、その必要は無さそう。

なのでギリギリまで引っ張る。
自分達でも少し冷や冷やしながら笑

集団はかなり良いペースでコントロールされていて、落車が多発してこともあり付いているだけで結構消耗する。
そして後半、暑さが増してきてキツい。
ボトルは二本持っていましたが、結構ギリギリ。

そして後半、前から一人の選手が脱落して、タイム差が徐々に縮まり始める。
キナンが攻撃を仕掛けるのは残り3周。

ちょっとづつ纏まり始めて、残り4周の時点では集団の中でトレインを組んだ状態。

残り3周でトマさん先頭に一気に集団先頭へ。
そのままハイペースを維持。
ここで誤算だったのが、集団の牽引をずっとしていたブリッツェンのアベタカ選手が直ぐに修正の動きへ入ってきたこと。
我々としては、集団の先頭まで出きって、そのままトマさん、元喜さん、大喜を発射してTTをして貰う予定だったのですが、先頭へ出る時にはキナンのトレインに張りつつ、位置をキープ。
そして元喜さんと大喜を発射したときには、直ぐに修正の動きに入られた。

この動きで二人との距離が思ったより開かない。
そして縮まって行く。

これは捕まると思い、スプリントに備える。

しかしこの動きのお陰で集団はかなり小さくなった。

あとは位置取りしてもがくだけ。

しかし、足がギリギリになってしまっていたこともあり、先頭付近で位置取りをしてくれているなかじーさんの所に合流できない。
これが、アシストとしてだったら前に上がることは出きるが、どうしても自分がもがくことを考えると足を使うことができない。
結果若干微妙な位置で畑中さんの後ろで最終コーナーを曲がることとなった。

そして曲がった先でコースを閉められてしまい、完全に失敗。
かなりテンポが遅れてもがきだし、ポイントのために少しでも上でゴールできるように前回でもがいいて、5位。

最後、先頭で孤軍奮闘してくれたなかじーさんは流石の2位‼️
最終局面うまく立ち回れなくて申し訳ない、、、

感想

JCL広島2連戦、無事終了しました!!
沢山の応援ありがとうございました!!!

クリテリウムでは勝つつもりで考えていましたが、スプリンターの世界はそんなに甘くなかったです。。。

しかし流石のなかじーさんは完璧な位置取りとゴール前の捌きで2位。

チームとしてはいつも動きまくっているので、いつもと違う作戦に自分達ですら少し冷や冷やしながらのレースでした。
スプリンターです!と胸を張って言える選手を抱えていない我々にとっては、自分達の良さが行かせる何かを模索しながら、並みいる強豪スプリンター達をどうやって倒そうか試行錯誤した結果、今回の作戦になりました。
結果は失敗でしたが、始めての試みは収穫はありました。

クリテリウムで勝利したことがないKINAN Cycling Team.
次はどんな作戦を立てようか、、、、、

今後のレースではそういう、各チームの思惑とか、作戦を考えながらレースを観戦してみるのも面白いかもしれないですよ!!
何も考えずにただ走っているチームはないと思うので、、、!!

なにはともあれ無事に2連戦を終えられて良かったです!!
またがんばります。

ではではまた。

ABOUT ME
daiyud
2014-2015 Nasu Blasen 2016-2017 EQADS Latter half 2017 Bridgeston Cycling 2018-2019 KINAN Cycling Team

POSTED COMMENT

  1. UDのファン3年生 より より:

    UD、広島2連戦お疲れさまです。
    前日のロードの疲れは大丈夫だったでしょうか。

    なかじーキャプテン、流石ですね。
    UDもスプリントする気だったとは!

    キナントレインでフィニッシュなのかなぁと思ってましたが、山本兄弟TTだったんですね。

    キナンのクリテ優勝は次回に持ち越しになりましたがそれはそれで楽しみが増えました笑

    • daiyud より:

      お疲れ様です!
      応援ありがとうございました~~!

      疲れは大丈夫でした!
      スプリントするつもりでしたが、やはり難しいです……

      次の機会にまた頑張ります!!

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